*商品のご紹介* ヴィンテージ 初期パディントンベア ガブリエル デザインズ社 1972〜1974年
今回はとっても可愛らしいパディントン ベアのご紹介です。
ガブリエル デザインズ社はヨークシャー州、ドンカスターに在住だったシャーリー クラークソンさんが旦那様と立ち上げた小さな会社でした。
ティーコージーなどを自宅の一室で作り、細々と売っていたのですが、彼女が愛するパディントン ベアを模して作ったぬいぐるみが発売とともに世界中の大ヒット商品となり、東京はもとより、アメリカやオーストラリアなどにも輸出するまでになりました。
一夜にしてビジネスは成功し、エリザベス女王に謁見するまでに登り詰めたガブリエル デザイン社でした。
ですが、作者マイケル ボンド氏とライセンス契約を結び独占販売だった同社はフェイクやコピー品に悩まされます。
しかも経営危機の立ち直しを目指して雇ったマネージャーはどうもその役職には向いておらず・・とずいぶんご苦労なさったそうです。
その辺の事情となりゆきは、シャーリー クラークソンさん著書の「Bearly Believable: My Part in the Paddington Bear Story」に書かれています。
表紙にはシャーリーさんと一緒にオリジナルのパディントン ベアのぬいぐるみの写真。
結果、90年代には倒産してしまうのですが、ガブリエルデザインズ社が作ったパディントンベアのぬいぐるみは今もコレクター達に愛されています。
今回ご紹介しますのは、中でも初期に作られたものです。
子供用のダンロップの長靴のおかげで、しっかりと立つ事ができます。
初期にはダンロップ製の長靴だったのですが、その後、生産が追いつかずに違うものになったそうです。
なので、ダンロップの長靴を履いてる子達は初期のものなのです。
初期である証の、もう一つはこのタグの「registrationナンバー」です。
これは957892ですが、新しいものになると違う表示になるそうです。
タグの裏には
「Please look after this bear. Thank you このくまをよろしくお願いします」と書かれています。
ガブリエル デザインズ社のカードも。
17世紀に建てられたファームハウスでこのガブリエルデザインズを立ち上げたクラークソンご夫妻の事、そして違法にコピーを作るなら法的処置もいといません、と書いてあります。
なんとも言えないこの横顔。
この帽子に付いている安全ピンも、オリジナルのパディントン ベア ぬいぐるみであるあかし。
そしてこのパディントンのコンディションが大変良いのもご覧頂けますでしょうか。
背の高さは48cmです。
商品ページはこちらになります。
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