ホールマークから歴史を読み解く 箱入りヴィクトリア時代のティースプーン 6本セット
商品番号はSS1004、ヴィクトリア時代に作られた、ティースプーン6本組のご紹介です。 こちらの商品。 このセットには、ちょっとだけ不思議な事があります。 それは、作られた年代と、シルバースミス(作り手の銀職人または銀職人たちの会社)の名前が二種類あるのです。 こちらは1850年のホールマーク。 そして こちらが1892年のホールマークです。 並べてみましょうか。 こうして並べると違いますね。 箱の中、向かって右側の3本は1850年、シルバースミス名はElizabeth Eaton。 向かって左側の3本は上記の三本の製作から42年後の、1892年、そしてシルバースミス名はJohn Aldwinckle & Thomas Slater。 なぜこの42年もの時を隔てた二種類の年代で、更にシルバースミス名も全く違うのか。 疑問に思った私は、この謎を紐解いて行くことに。 ホールマークから伺い知る事が出来るのは、シルバースミス名、レジスターされた都市、そして制作年です。 すると、このElizabeth Eatonというシルバースミスは元々ウィリアム イート